はじめまして、オカピと申します。
地域おこし協力隊の新しい形、「サキガケ日置市(移)民」として6月から日置市に移住してきました。
日置市ビギナーとして目にしたたくさんのことを、これから皆さんに共有していきますね!
右が私です。これからよろしくお願いします!
日置市内にある、知る人ぞ知る素敵な企業を見学して、皆さんに発信していきますよ。
今回伺ったのは、シチズン時計マニュファクチャリング株式会社さんの鹿児島工場です。市内の北部、東市来地域に大きな工場があり、現在約270人の方が働いています。
エントランスの写真です。鹿児島工場で生産している部品のサンプルがおいてあります。
小さな部品を前にして、最先端の技術に心が震えました。
到着後、副工場長の三宅さん・総務課課長の濵﨑さんに会社の説明を受けました。
シチズングループでは、完成時計以外に、時計のムーブメント(駆動部分)の製造も行っており世界的シェアを占めているそうです。
歯車から、ぜんまいや文字板など、部品から完成時計まで一貫生産できるのは世界でも数社しかないそう。貴重な技術が集約されている、スゴい会社です。
時計のムーブメント
ムーブメントを分解した状態です。後ろの紙は5mm方眼です。細かい!
私達が見学した東市来の鹿児島工場では、主に時計の内部にあるムーブメントの金属部品製造を行っています。工場で作られている、腕時計に組み込まれている部品の一部を見せていただきました。薄さ0.1mm程度の歯車、その中に組み込まれている軸部品も小さく...虫眼鏡で見ても詳細がよく見えないほど、とにかく繊細!鼻息で簡単に飛んでいきそうです。
説明の後は、いよいよ工場の内部へ潜入!
中に入ってまず目に飛び込んできたのは、数百台の「自動旋盤」。この機械で、太さ数ミリの棒が軸部品に姿を変えていきます。
ここにあるのは「カム式」というタイプの旋盤。一部始終の動きがカムと言うもので制御され、まるで「からくり人形」の仕掛けの様です。
1962年に製造された機械もまだまだ現役で働いているそう。
日々、社内で貴重な技術が継承されているんですね。しびれます!
並んでいる緑の機械がカム式自動旋盤です。
そのあとも、切り出した部品に焼きを入れて強くしたり、メッキをしたり、中華料理店のテーブルのように円卓が回転しながら機械で組み立てたりする様子を見学させていただきました。
優れた時計をつくるためにたくさんの道具が工夫され、使われている様子に感激!荒い鼻息が止まりません。
工場で働いている方たちも、皆さんにこやかに挨拶してくださったり、熱心に作業されていたり。風通しの良い工場であることが伝わってきました。
精密な技術を素敵な仲間たちと学びながら働けるなんて、素敵です。
敷地内の草刈りをする自動草刈りロボにも名前がつけられていましたよ。素敵な社風が伝わってきますね。
1時間ほど見学をさせていただきましたが、奥が深い時計作りの世界には、まだまだ気になることがたくさん。楽しかったので、また工場見学の「おかわり」に伺う予定です!
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社鹿児島工場では、現在製造スタッフを募集されています。世界に誇る技術でものづくりをすることに関心のある方、応募されてみてはいかがでしょうか?
〇お問い合わせ先
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社 鹿児島工場
鹿児島総務課
郵便番号:899-2201
日置市東市来町湯田5839
電話番号:099-274-0676
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社 鹿児島工場 HP 採用情報 | シチズン時計マニュファクチャリング株式会社 鹿児島工場 (citizen.co.jp)
日置市HP 誘致企業の採用情報について シチズン時計マニュファクチャリング株式会社鹿児島工場の募集について http://www.city.hioki.kagoshima.jp/kigyo/sangyo-business/ritchi/boshu_joho/citizen.html
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