こんにちは。オカピです。

前回に続いて、クリーン・リサイクルセンターの潜入リポートをしていきますよ!

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クリーン・リサイクルセンター潜入の様子は、5つのパートに分けてご報告していきます。
パート② 可燃ごみのゆくえ (この記事です)
パート③ 資源ごみのゆくえ (近日公開予定!)
パート④ 不燃ごみ・その他のゴミのゆくえ (近日公開予定!)
パート⑤ みなさんにお願い!ごみを分けよう・減らそう (近日公開予定!)
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今回は可燃ごみの処理の様子をご紹介します。

皆さんが家庭で分別した可燃ごみは、収集車でクリーン・リサイクルセンターに運ばれてきます。
収集車が可燃ごみを落とすのは…ごみピット
ごみピットでは、焼却炉に運ばれる前の可燃ごみが一時的に貯められています。
ゴミピット
反射で少し見にくいですが、大きなクレーンが上から吊られているのが分かるでしょうか


ごみが溜められる高さは、約15m。普段は約7mほどの高さまでごみが貯められています。

ごみピットの上からはクレーンが吊るされ、ごみをつかみ上げては落としています。
ごみピット2
右手前に、クレーンがごみを運んでいます

こうしてごみの撹拌をすることで、焼却炉に移したあとにごみが均一に燃えるようになるそうです。

撹拌されたごみが向かうのは…そう、焼却炉
900℃前後の高温で可燃ごみが燃やされていきます。
焼却することで可燃ごみは灰となり、容積は10分の1程度まで小さくなります。
焼却帯
オレンジ色のふきあげる炎。厚い壁を越えて、熱が伝わってきます

「ごみの焼却」と聞くと、ダイオキシンや窒素酸化物などの毒性の高い物質が出てこないか、心配になりますよね。
焼却炉では、毒性のある物質を外に出さないような対策が取られています。
まずは焼却温度。800度を超える高温でごみを燃やすことで、ダイオキシンの発生をほぼ抑えています。
それから煙突内部のフィルター
ごみを燃やすときに舞う灰(フライアッシュ)が煙突に向かう際、灰の温度が下がるにつれて一定量のダイオキシン類が合成されてしまいます。
それを、「バグフィルター」という高密度のフィルターで捕らえています。

そして、煙突から出される排ガスは、常に探知機でモニターされます。
排ガスに含まれる灰の量は、1立方メートルに0.1g以下
窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)、ダイオキシン類などの濃度が基準値以下であることも確認しています。



ちなみに…
日置市の可燃ごみ処理の効率は、生ごみの回収が始まってずいぶんよくなったんだそうです!
以前の可燃ごみはとても水分量が多く、クレーンで持ち上げると水が滴っていたそう。
でも今は、クレーンで攪拌すると、ごみが舞うまでになりました。
水分量の多いごみは燃焼効率が悪く、処理コストが高くつくそうです。
日々生ごみを分けていることが、効率の良いごみ処理につながっているんですね。

焼却炉から出た灰は、処分費用を支払って廃棄物処理業者に処理を依頼しています。
灰
燃焼が終わり、静かになった灰

処理業者により灰の中から金属が回収され、残りの灰もセメントに混ぜて再利用されています。
なるべくごみを少なくして、出す灰の量も減らしていきたいですね。


さてさて次回は、缶・瓶・ペットボトル・容器包装プラスチックにのゆくえを見ていきますよ。
お楽しみに!