こんにちは、オカピです。

引き続き、クリーン・リサイクルセンター潜入の報告ですよ!

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クリーン・リサイクルセンター潜入の様子は、5つのパートに分けてご報告していきます。
パート② 可燃ごみのゆくえ 
パート③ 資源ごみのゆくえ 
パート④ 不燃ごみ・その他のゴミのゆくえ (この記事です)
パート⑤ みなさんにお願い!ごみを分けよう・減らそう (近日公開予定!)
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今回は、不燃ごみ・その他のごみの行方をたどっていきます。

不燃ごみなど、様々な素材が混ざっているごみは、人の目で分別されていきます。

電池・蛍光灯・電線・小型家電などには特に、有害な物質や貴重な金属などが混ざっているものが多いため、丁寧に分別され、再資源化の業者さんに受け渡されて行きます

電球
蛍光灯や電球など。きれいに分類されています

すごい!と思ったのが、家電の解体をしている現場。
人の手によって、炊飯器などの家電から基盤や電線などが次々と取り除かれていました。

不燃ごみ解体中
サクサクと分解が進められていました

分別された基盤類
取り分けられた基盤・電線類。ここから資源となる金属が取り出されます

こんなに丁寧な分別作業がされているなんて、思ってもみませんでした。
本当に細かく、資源がより分けられているんですね。

解体のプロのお母さん
市民生活課の職員と、この道20年超のお母さん。長年の付き合いで、とても仲がよさそうでした!




お次は粗大ごみ
粗大ごみはある程度の大きさに分解・裁断されたのち、破砕機へ入れられます。
まずは二軸破砕機で大きなかけらにし…
二軸破砕機
とても大きいシュレッダー。バイクも粉々にするほどのパワーがあるそうです。

ミキサーのような回転破砕機で手のひらサイズにまで粉々にしていきます。
その後、資源となるものが取り除かれ、焼却炉で燃やされて灰になります。




「不燃ごみ・粗大ごみは、埋め立てて終わり」と思っていた方も多いのではないでしょうか?
組成が複雑な不燃ごみや粗大ごみも、多くの人の手やパワフルな機械によって、最後までしっかりと分別・処理されているんですね。
何だかすっきりしました。

さあ、次回はいよいよ、クリーン・リサイクルセンター潜入シリーズ最終回です。
お楽しみに!