こんにちは、オカピです。

クリーン・リサイクルセンター潜入リポートも今回で最終回。

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クリーン・リサイクルセンター潜入の様子は、5つのパートに分けてご報告していきます。
パート② 可燃ごみのゆくえ 
パート⑤ みなさんにお願い!ごみを分けよう・減らそう (この記事です)
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今回は、ごみを分けよう・減らそう というお話です。

ごみを分けよう① ~生ごみは生ごみ回収容器へ~
可燃ごみの回で見たように、可燃ごみは燃やされています

焼却帯
900℃の高温で燃える可燃ごみ。パート①もご覧ください

水分を含む生ごみが多いと、焼却炉への負担が大きくなります
焼却炉への負担が大きいということは、メンテナンスがしょっちゅう必要になるということ。メンテナンスにかかる費用もそれに応じて大きくなります。

日置市では多くの地域で生ごみ回収容器が設置されており、回収された生ごみは、堆肥「よかんど」として再生されています。

積み上げられた回収容器
生ごみ回収、焼却炉の延命にも役立っているんですね。「よかんど」についてはこちらの記事もご覧ください!


これにより、二酸化炭素の排出量は年間350トンも抑制され、しかもおいしい野菜が育てられています。

生ごみを分けて出すことで、ごみ処理のコストも抑えられ、環境にやさしい取り組みにも関われる。
近くに回収容器がある方、ぜひ生ごみの分別回収にご参加くださいね。


ごみを分けよう② ~資源ごみはきちんと分別しよう~
以前の記事でもご紹介したように、クリーン・リサイクルセンターでは、多くの人が品質のチェックに関わっています
チェックされた資源ごみは再資源化をする事業者に受け渡され、ふたたび世の中で活用されていきます。
ごみを捨てる時のちょっとしたひと手間で、後工程の負担はずいぶん軽くなります。
皆で気持ちよく資源の再利用を進めていくためにも、きちんとごみの分別排出をしていきたいですね。

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もう一度、ごみの出し方をおさらいしてみると、新たな発見があるかもしれません



ごみを減らそう① ~リユースを進めよう~
「リユース」とは、ものを繰り返し使うこと。
同じものを修理しながら使ったり、使わなくなったものを次に必要とする人に渡したりして、ごみとして処分されるものを減らすことを言います。

ごみを減らせば、ごみの処理にかかる費用やエネルギーは少なくなります。
排出される二酸化炭素の量も減り、環境への負担も少なくなります。
最近は、フリマアプリを活用したりして、お得に「リユース」をしている方も増えていますよね。


クリーン・リサイクルセンターでは、持ち込まれたごみの中からまだ使えそうなものを救出し、市民の皆さんに譲渡しています!
コップなどの小さなものから、ベビーベッドやたんすなどの大きなものまで、全て無料です。

食器から
食器から

家具まで
机まで!

身の回りの品で欲しいものがある方、お店に行く前に一度クリーン・リサイクルセンターをチェックしてみてください。

さらにさらに、今年はなんと「制服リユース」も行われます!
着なくなった日置市立小・中学校の制服を、次に必要とする人に受け渡すという取り組み。
お子さんのいるご家庭の皆さん、利用してみてはいかがでしょうか?


ごみを減らそう② ~身近なところからごみを減らそう~

環境にやさしく、ごみ処理のコストも抑える最善の方法は、なんといってもごみを出さないこと
食べ残しをしない、マイボトル・マイバッグ・マイ箸を持ち歩くなど、ちょっとしたことでも、多くの人が行えば、大きなごみ減量につながります。
無理なく、できることから少しずつ習慣にしていきましょう




最後に。
出し方が分からないごみがあれば、「ごみの分別と出し方手引き」のパンフレット日置市のウェブサイトhttps://www.city.hioki.kagoshima.jp/kouho/kurashi/tetsuzuki/gomi/gomi.html)を調べてみてください。
LINE上のサービス「ひおきLINEサポート24」でも、チャット形式でごみの分別の仕方を調べることができますよ!
日置市の窓口は、市民福祉部市民生活課生活環境係(電話番号:099-248-9414)です。
分からないことがあれば、何でも相談してみてくださいね!


ごみの減量・再生利用は市民の皆さんの協力が基本。
市民で一丸となって、取り組んでいきたいですね!