
新年明けまして燃えてます!
どーも、ひお吉くん(Burning ver.)です。
ひお吉くんは日置市をPRするため日夜心を燃やしていますが、このイラストは熱い想いを表したただの表現に過ぎません。
しかし、今回のひお吉くんは違います。

今まさに燃えようとしているのです!
これは新春の伝統行事鬼火焚きの様子。
鹿児島には悪鬼を払い無病息災を願う鬼火焚きの風習があります。正月の7日のあたりにかけて、やぐらを組んで火を焚き正月飾りなどを焼きまくるのです!
ですので、これは単なる焚き火ではなく地域の一大イベント!火の周りには、

こんなだったり、

こんなだったりして地域の人が集まります。
そして夜にもなれば、

まさにキャンプファイヤー状態です。
やぐらは竹を組んで作ります。火を炊くと膨張した竹が“パンッ“と弾けます。その音に驚いて鬼が逃げると言われています。
しかし、楽しい時間はいつか過ぎゆくもの。燃え上がるような恋の炎も、いつか冷めていくものなのです。

焼け跡を前に呆然と佇むひお吉くん。
冬の冷たい風がそっと吹き、いっそう寂しさを際立たせています。
しかし、宴はまだ終わりではないのです!
残り火で餅を焼いて食べる。これが1年の無病息災への祈りとなるのです!

お餅だけでなく、椎茸やソーセージ、挙げ句の果てはオイルサーディンまで。焼いて美味しくいただいちゃいます!これだけ食べれば無病息災間違いありません!
寒さの厳しい冬空のもと、地域で集まり火を囲み談笑する。「明けましておめでとう」なんて声もこの集いの中でしきりに交わされています。心温まる新春行事。鹿児島が誇る魅力のひとつです。
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