おやっとさぁ!TAKA@ガンプラビルダーです。
約8か月ぶりの投稿です。長い間お待たせしてしまいました。
それでは早速、前回に引き続き2日目の様子~後編~をお伝えしたいと思います。


ここからは宝暦治水で命を落とした薩摩義士のお墓を巡っていきます。
お墓は各地に点在し岐阜県から三重県まで9か所巡り、各箇所で祭文を奉納します。全ての場所をお伝えすることはできませんので、3か所ほどご紹介します。

1ヶ所目は、岐阜県海津市にある「常榮寺」です。ここには薩摩義士のお墓があり、その前で「祭文」を奉納します。本堂では、住職の独特な語り口で宝暦治水の物語を聞くことができ、子どもたちも食い入るように聞いています。薩摩義士の偉業は遠く離れた岐阜の地で、大切に語り継がれていることに改めて先人たちの偉大さを実感することができました。


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2件目は治水工事の現場事務所のあった大巻です。ここは「大巻薩摩工事野役館跡」という岐阜県指定の史跡になります。ここは治水工事を指揮した「平田靱負」が大工事の末、自刃した場所であります。ここには平田靱負を偲ぶ大きな記念碑と銅像が設置されています。


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3件目は治水神社と三川タワーです。揖斐川と長良川を北上すると白い大きなタワーが見えてきます。それが三川タワーでありその隣に治水神社があります。治水神社では明日からの踏破に向け、安全祈願を行いました。


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またここには揖斐川と長良川を隔てる堤防沿いに約1㎞にわたり松が植えられています。そうですこれが有名な「千本松原」です。この松は、治水工事の完成直後に薩摩から取り寄せた日向松の苗を薩摩藩士が植えたものと伝えられています。薩摩の先人の遺徳に触れ、子どもたちもどこか誇らしげに見えました。

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さあみなさんお待ちかね!次回からは、踏破隊3日目。いよいよ75㎞踏破が始まります!その様子は次回「プログラム3日目の様子~前編~」にて。ではまた。