春の訪れを祝い、その年の五穀豊穣を祈る御田植祭りは全国各地にあります。

農村の伝統行事 - 農林水産省

この農林水産省のページでも紹介されているとおり、御田植祭りとしては日置市ではせっぺとべが有名ですが、

この春の季節、田園劇とともに行われる御田植祭りが日置市に2つあります。それが、
東市来の稲荷神社で行われる御田植祭り
吹上の大汝牟遅神社で行われるたじまどんです!

本日はそのひとつたじまどんに行ってきました!
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開催地は大汝牟遅神社。
前にも触れましたが、この大汝牟遅神社は今年一番の開運スポットです!
最初にざっと説明しておきますが、たじまどんとは秋の豊作を祈願するため、社殿の前庭を斎田と見立て、田起こしからモミ蒔きまでの所作を面白おかしく演ずる田園劇です。
※大汝牟遅神社資料より抜粋
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まずは、舞台となる斎田を清めます。

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そして農夫が登場!!
頭のヘルメットについては敢えて触れません。
切れたナイフのようなこの農夫が、リアルガチでこの田園劇の主役なのです。

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まずは田起こし。
大きな鍬を持って、まずは田んぼに畔を築きます。

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次に水路を堰き止めている石をどかして水を引き込む。

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茶飲み時間もちゃんとあります。
終始ユーモラスに演じられる田園劇は時事ネタなんかも欠かせません。
ちなみに左から2番目の方はヌートバー選手です!ネタが新しい!!

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そして土をならすため牛を連れてきます。
しかしなかなか働こうとしない牛。
農夫に急き立てられながらようやく斎田を三周回ります。

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最後にこき使われた牛がブチ切れて暴れまくる!
これが何百年と続く田園劇のシナリオです。
見物人は手渡されたヤツデの実を牛に投げつけ反撃します。これは病害虫を追い払う意味があるのだとか。
斎田にはモミがまかれ、この伝統の田園劇は幕を閉じます。

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最後に牛が決めポーズ!
こいつは五穀豊穣、無病息災間違いなし!!!
コロナ禍で4年ぶりに行われたたじまどん。春の訪れとともに今回の開催は清々しさを感じさせてくれました。

結びに…
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