鹿児島を知るうえで、鹿児島の人々と関わるうえで、最初の関門となるのがこの「鹿児島弁」。
全国津々浦々ある方言のなかでも、理解が難しいと云われている。
江戸時代に徳川からの隠密を暴くためだとか、戦中には米軍からの傍受を想定して、敢えて伝令で使われていたとか様々な逸話を耳にする。

では、どんなものか。
こちらを聞いていただきたい。


日置市のPR動画。ひおきとTVご覧の方ならお馴染みだろう

最初の三分間だけで鹿児島弁が炸裂している。
最初こそ分かりやすくゆっくりと話しているが、後半は通常の日常会話になっている。
特に日新公のネイティブな会話は聞き取れただろうか。
これがお年を召した方々となると加速する。
あらゆる単語や発音が簡略(省略)化される。
これが鹿児島弁だ。


4月25日放送のひおきとTVでは、日新公と貴久公の鹿児島弁での掛け合いに注目!


なお、日置市ではメタバース空間を通して、現地の住民の方との会話、そしてビジネスを模索している。
例えば、この地域特産の野菜が欲しい、この酒蔵のこの銘柄の焼酎が欲しい場合、直接コミュニケーションを取ることでより好みのものを手に入れることができるかもしれない。


日置市のメタバースはこちらから。

そうなると、やはり鹿児島弁を習得したい。

私自身、薩摩隼人の末裔ながら鹿児島弁は話すことも聞くことも全くできない。
毎回難儀している。
空港に着くと聞こえてくる鹿児島弁に震える。
市内であればまだ大丈夫だと油断しているが、いつまでも安堵はできない。
実家に帰っても、知り合いの電話口でも鹿児島弁が飛ぶという、ある意味恐怖すらある。

そんな日常を打破したい。
注 現代では標準語でも何とかなる、ということは付け加えておきたい。

そんなところに、このような記事が舞い込んできた。


ChatGPTならぬ……鹿児島弁の文章生成が可能なJaddoGPT開発中(ライブドアニュース)


まずはこの記事を読んでいただきたい。

ChatGPTとはアメリカのOpenAI社が開発した最新のAI chatbotである。
最近は耳にすることもよくあるだろう。AIによって文章生成までしてくれる優れたツールだ。
これを鹿児島弁に翻訳するようにアレンジしたのがJaddo GPTである。
もう一度言う。じゃっどGPTである。
実際のデモ画面は開発者のツイートを見ていただきたい。
注 Twitter仕様変更に伴い、実際のイメージは記事を参照いただきたい。

鹿児島弁は人によって、地域によって言葉の選び方やイントネーションが変わる。
AIにより、反映させているようだ。

元々はとあるラジオMCからの一言がきっかけだったようだ。

現在は開発中であり、本公開が待たれる。
いずれは音声読み上げ機能の実装も予定されているようだ。

その折には、鹿児島弁でのコミュニケーションで、より距離を縮めてみたい。

そんな希望を叶えられる日がくる。




現在、クラウドファンディング実施中。


結びに…

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