皆さん、こんにちは!
プラスチックの人・オカピです。

今日は久しぶりに、プラスチックのお話です!

ペットボトルのキャップから…
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こんな、ゆらゆら揺れるもくもくな桜島のキーホルダーを作りました。

作り方を、ちらっとお見せしちゃいますよ~


まずは、ペットボトルのキャップを集めて、洗って乾かします。
そうしたら、キャップを粉々にして…
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こんな機械に入れます。

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この機械、ベースは「ドリルスタンド」という電動ドリルをまっすぐに動かすための道具2つでできています。
ドリルを通すところに鉄の切れ端とガス管をはめ、ガス管の周りにヒーターを付けています。
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見にくいですが…白い布のようなものの下に、ガス管とヒーターがあります

ガス管の中に入れたペットボトルのキャップ(多くがポリプロピレンという素材です)のフレークは、筒の中でプラスチックは180℃以上に温められます。
ヒーターの熱で溶けたプラスチックを、注射器のように下に押し出すという寸法です。
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筒に、上からフレークを入れました


押し出されたプラスチックが入っていくのが、この金型。

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適当に紙に書いた桜島と噴煙の絵をトレースして、業者さんに依頼してその線の通りに鉄板にレーザーで穴をあけてもらいました。

穴の開いた鉄板を、2枚の鉄板で挟めば、簡易金型の完成です。
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上の鉄板には中心に穴が開いており、そこにガス管のノズルをくっつけてあります。

さあさあ、ハンドルをギュギュっと押し下げてプラスチックを金型に注入しますよ!
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プラをギュッとね!


さあ、中にしっかり詰まったでしょうか…?
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ジャジャン

おおー
いい感じにできております。

へその緒つきの桜島&噴煙ができました!
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ニッパーで余分なところを切って、穴をあけて、金具を付ければ…

ゆらゆら桜島大噴火キーホルダーの完成です!
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かわいいですね~

穴の形を変えれば…
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カメのキーホルダーもできました~


たくさん量産して、近いうちに皆様に触っていただけるようにしたいと思います。
気長にお待ちください~

オカピのプラごみリサイクル製品に興味を持ってくださったそこのあなた!
オカピの製品は日置市内の物産館等でも販売していますし、
日置市のふるさと納税クラウドファンディングの返礼品にもなっています。


ぜひぜひ、生まれ変わった日置市のプラごみをお手元でじっくりと眺めてみてくださいね~


ちなみに…

このかわいい機械、Busterbeagle 3D というYoutubeチャンネルの、こちらの動画を参考に作りました。
Build your own Desktop Injection Molding Machine

全編英語で、製作に必要な知識もちょっとレベル高めですが…
気になる方は覗いてみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

結びに…

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