こんにちは!
プラスチックの人、オカピです。
突然ですが、みなさん、こちら、かわいくないですか?

イルカのキーホルダーです
これは、プラスチックごみから作ったキーホルダーです。
小さな金型に融かしたプラスチックを注入してつくっています。

鉄板3枚のシンプルな金型です
金型に融かしたプラスチックを入れるには、プラスチックを溶かして金型に押し出す機械が必要です。
この大きな機械でもできるのですが、オカピは主にこの機械を作って製作しています。

卓上サイズの小さな機械です
この機械の説明は、こちらの記事をご覧ください。
このマシン、持ち運びやすいので工作体験などのイベントで大活躍。
ただ、最近、色々なところがだいぶお疲れな感じになってきていました。
と、いうわけで2代目の小型射出成型機を作りましたよ!
初代を使っている中でわかってきた欠点もいくつかあったので、できるだけそれもカバーして作ったのが… こちら。

ババーン
初代よりも…
頑丈に!
使いやすく!
サイクルタイムも短く!
なるように作りました。
華奢だったハンドルを太くして、めったなことでは曲がらないくらいたくましいボディになりました。

単管を使用しています
ハンドルはパイプ形状で以前(鉄の平らな板)より握りやすく、
材料のプラスチックを入れる部分は大きめのホッパー(じょうご)をつけてこぼしにくく、
金型をから押さえつける方式に変更して、取り付けがよりスムーズになりました。

材料を受け止める広いじょうご
さらに、今まではひとつキーホルダー部品を作るのに余熱時間も含めて4分半ほどかかっていたのが、3分ほどに短縮されました。
黄色×灰色のツートンカラーもシックでキュートですよね。
さらに、なんとこの機械、ほとんどの材料をホームセンターでそろえることができます。
トタン板、木の板、鉄の棒、ガス管などがおもな材料。
金型の昇降台は、建築の際に使用する「束」を使用しています。

真ん中の軸をねじって上げ下げします
通販で購入する必要のあるのは、プラスチックを熱するためのヒーターや温度制御用のコントローラーなど、数点のみです。すべての材料をそろえると、15,000円ほどでしょうか。

こちらのコントローラーはAmazonで購入しました
あとは材料を切って、穴をあけて、溶接して、削って、組み立てて、色塗りをして、完成です。
これなら自作できるかも? と思った方も多いのでは?
作り方が気になる方は、ぜひオカピまで~
新しい2代目の相棒とともに、これからもモノづくりやワークショップにいそしんでまいりますよ!
結びに…
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