こんにちは!
プラスチックの人、オカピです。
オカピが先日開発した、2代目小型射出成形機。
(記事はこちら)
日々キーホルダー作りなどに活躍してくれています。
この記事をお読みの方の中には、イベント等でこのマシンに触れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この2代目小型射出成形機をさらに改良した、3代目小型射出成形機が完成しました!

ジャジャーン
2代目より頑丈に、より小さな力で扱えるようになりました。
ブルーなボディーの色から連想するのは、海か、はたまた猫型ロボットか。どちらにせよ親しみのある色な気がします。
ペンキを塗り塗りしました
このマシン、オカピの手元にはもうなく…
今は、南さつま市の福祉施設、特定非営利活動法人ふうさんのもとにあります。
ふうさんのホームページはこちらhttps://www.npofuu.com/
ふうさんには、障害のある方たちがそれぞれのペースで仕事をしたり、自立支援を受けたりするために通われています。
そんなふうさんが目下新たな取り組みとして力を入れているのが、海ごみなどのプラごみを素材としたオリジナル製品づくり。
海岸に海ごみを拾いに行くところから、洗浄、破砕、製品づくり、包装まで全ての工程を利用者さんが行っています。
「fuuno」というブランド名で、素敵なアクセサリーなどの小物を製作しています。
(instagram(fuuno_plastics)やオンラインショップ(https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000209808)で製品が見られるので、ぜひ見てみてくださいね)
オカピは4月からふうの皆さんと一緒に、ここでプラごみのアップサイクルに取り組んでいます。
作業の幅を広げること、作業にかかわる人達や製品を手に取った人たちが地球環境について思いを巡らせることを目指して、少しずつ色々な製品を開発しています。
そんなふうさんが意識しているのは「なるべくたくさんのプラごみを製品に変える」こと。
まだ作れるものはアクセサリーなどの小物ばかりですが、できるだけ多くのプラスチックを詰め込むことを意識して作っています!
そこに近日中に導入されるのが、このたびオカピが製作したこのマシン。
プラごみ100%でパーツが作れるこのマシンで、プラスチック消費量の向上をはかりますよ!
100%プラスチックごみ由来のこんなパーツを作る予定です!
(写真はオカピが以前製作したパーツです)
現在オカピは職員さんに簡単なオリジナル金型のデザイン・発注方法を伝授中。
利用者さんに機械の使い方を伝授したり、製品に仕上げるための工程を色々試したり、この機械を使った製品が販売に至るまでにはまだまだたくさんの段階がありますが、職員さんや利用者さんと話し合いながら、少しずつ進んでいきますよ!
2024年はふうさんでどんなことが起こるのか……楽しみです~

https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=oa-hiokito
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