こんにちは!オカピです。

最近、面白い本を紹介してもらいました。
その名も、『かごしまのおかず―郷土の食材と料理』。
きびなご4


1冊に、鹿児島の食材や料理がギュギュっと詰まっています。

鹿児島の食に関わる写真付きの読み物ページがあったり…
きびなご2

巻末には鹿児島食材版食事バランスガイドがついていたりします。
きびなご3
ふかしいもは主食です


その中に載っていた、オカピが気になっているあの食材を使ったレシピに、チャレンジしてみましたよ。


その食材とは…


そう、「きびなご」です。


きびなごは鹿児島ではどこのスーパーでも売られている、鹿児島県民の皆さんには見慣れたお魚ですが、私の故郷・東京ではめったに見かけません。
鮮度が命の食材なので、あまり遠くに流通させられないから、というのが理由の一つだそうです。


オカピは数度キビナゴのお刺身を食べたことはありますが、その他のキビナゴ料理は未経験。
ニシムタでキビナゴを購入して、彼らの美味しさの真髄に迫ってみました!
きびなご5
「地もの」の記載が堂々としてます

頭やわたを道具を使わずに取れるのが、簡単でいいですね。
ちなみに、120gのパックに入っていたキビナゴは全部で22匹。平均体重は5.5gでした。

今回はきびなごレシピのうち3種をピックアップしました。

きびなご1
レシピの一例。材料や手順もシンプルで、作りやすいです


1つ目は「キビナゴときらすのおつけ」
「きらす」とは鹿児島弁で「おから」のこと。キビナゴとおからの入ったお味噌汁ですね。
ショウガとねぎも少し入っています。
きびなご8


おからの入ったおつゆは初めてでしたが、優しいまろやかさがじんわり沁みますね。
キビナゴの淡泊な味が引き立つ、シンプルな味付けです。
キビナゴの身もホロホロほぐれます。
火を通したキビナゴも美味しいですね。


2つ目は「キビナゴの味噌なます」
人参・大根の千切りとキビナゴを、酢味噌で和えたおかずです。

きびなご7
ゴマと醤油の香りが食欲を刺激します。
キビナゴのぷりぷりした触感となまめかしい甘みがいいですね!
見た目も涼やかで、きれいな一品です。


3つ目は「キビナゴのお茶漬け」
砂糖・醤油などを混ぜたつけ汁にキビナゴを一晩漬けて…

きびなご9
7匹だけ漬けました

翌朝、ご飯に乗せていただきました。
きびなご10


一晩漬けられたことでキビナゴの身がしまって、一層ぷりぷりになっています!
調味料の甘じょっぱさと、キビナゴの自然な甘味が良いハーモニーを奏でております。
しっかり味がついているので、ごはんがもりもり進みます。


と、いうわけで、キビナゴ料理3種を試してみました。
あまり臭みのない魚で、調理も簡単。しかもどの料理もおいしかったです!
いままであまり食べてこなかったのがもったいないお魚でした。
特に気に入ったのは酢味噌和え。
酸っぱいものが好きな私にはストライクな料理でした。
今後も私の食卓に、たまに登場させようと思います。


結びに…

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