どーも、Yoshihisaです。

夏休み!
ということで、大人には夏休みもへったくれもないのだが、子どもたちは夏を謳歌しているようだ。
特にうちの子は近々某夢の国に行くらしい。
しかし私は我が子に伝えたい。日置市には夢の国に勝るアトラクションがあることを。それが、、、
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北山の火振りだ!

東市来町養母の北山で100年以上続く続く伝統行事。毎年8月15日に集落の納骨堂広場で行われている。その昔、戦いに敗れた北山殿の霊を慰めるためであるという説や、無縁仏を供養するためであるという説などが伝えられている。
7~8mもある孟宗竹の先に、たいまつをつけて大人が4~5人がかりで南北に振りまくる。
夏の夜空を焦がす炎の柱は勇壮また幻想的だ。

というのが日置市ホームページに載っている北山の火振りの概要だ。


しかし、実際に行ってみたら、夢の国に負けないくらい壮大なアトラクションといっても過言ではなかった。

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日が暮れようとする頃、地元の方が孟宗竹の先端のくくりつけたたいまつに火をつけ始める。
よく見てほしい。ヘルメット着用に防火服と厳重装備だ。生半可な装備ではこの伝統行事には臨めない。
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火をつけた孟宗竹が高々とあがっていく。
近くの人と比べると、その高さがよくわかると思う。夕焼けと併せて見ると、空が燃え上がっているようだ。
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そして一気に降る!
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降る!
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降る!
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降る!
カメラのシャッタースピードを遅くして撮ると、夜空に弧を描く姿を捉えることができる。まさに幻想的な光景だ。
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弧を描くだけでなく、竹の動きによっては炎をまとった龍のような姿も見せてくれる。
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天に昇らんとする炎の龍。
炎が見せる様々な姿を撮れるのもこの伝統行事の魅力のひとつなのだ。

という感じで優雅に夏の夜空を楽しんでばかりはいられない。冒頭でアトラクションと言ったのには理由がある。これらの写真を撮るにはシャッタースピードを遅くしなければ撮れない。時間にして5秒以上。その間カメラを固定しなければならないのでその場を動くことはできないのだ。その間頭上に降り注ぐのは、、、
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火の粉だ!
あの長さの竹に火をつけて降るわけだから、それは火の粉が降り注ぐ。竹を降る地元の方も当然だが、見る方も撮る方にも容赦なく火の粉が降り注ぐのだ!

この写真を見れば、あの重装備の訳が理解できると思う。生半可な装備ではこの伝統行事には参加できないのだ。
しかし、だからこそ撮ることのできるこの幻想的な光景。毎年多くの人がこの場所に訪れるのも納得できる。
火の粉の降り注ぐ中をかいくぐり、炎の龍を捉える。北山の火振りはそれだけ魅力ある伝統行事なのだ。